2009-01-13 [Tue] 編集
_ 日常が始まる
朝の出勤時,天気は晴。風は冷たい。対向車線にはロウソクのロウがポタリと落ちた跡のような存在がぷくりぷくり,車の上に降り積もった雪がどこからか運ばれてきて朝の早いうちに落ちたものが氷始めていたのだろうか,そこはどんな所なんだろうか,まだ陽の昇らぬ暗い雪景色の中をはるばるとやってきたのだろうな,などと思いを巡らす。
走行中の前の車。中心軸が左へ寄っている。左の隙間を追い抜く気にならず,斜め後ろからじっと眺めているとグッと左へハンドルを切ってからウインカーが点灯し始める。あいもかわらず,普段とさして変わらぬ日常の朝。